なみのえ/A.K.さん(2017年度)
画用紙大の波の絵は、よく描いてきたKさんだが、今回のような描き方には初挑戦。今まで丁寧に描いてきた経験から、こちらが「これで描いてみない?」と大筆を見せても、自分用にいつもの絵筆を用意していました。今回の大筆での表現はかなり印象深かったようで、家からも広告紙で大筆を作ってきたほど。今までの「コツコツと積み上げていく表現」から、「その一瞬で表現しきる」表現方法への転換を試みてみました。ただ、それもKさんの中に、今までの波プロジェクトの体験が積み重なってきたことで可能となった表現だと言えるでしょう。(保育者の考察)