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今回の大雨で

2021-07-13
「雨水」で「雨」の絵
子どもたちの描いた「雨」。避難を経験した子は、家族の絵も一緒に描いていました。
先週、7月7日の七夕の日から線状降水帯が発生し、鳥取県内では各所に被害が発生する大雨続きとなってしまいました。被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。
 
今回の大雨では、琴浦町全域にも避難指示が出る等、運営サイドは対応に追われ、どたばたとした日々を送ってしまいました。
休園措置や家庭での保育のお願いなど、保護者さんにもたくさんご迷惑をおかけしてしまいました。
 
ただ、そんな中でも(そんな中だからこそ…ですね)登園してきた子の探求心は留まることなく、早速この降り続く雨に興味を持った子たちがいたようです。
 
雨の色や形についての考察が始まり、「雨の絵を描きたい」と始まったお絵描き。でも、どうしても「雨の透明な感じ」が出ない。
「雨の水は水道の水とは違うんだよ」…
じゃあ、と、先生の提案で絵の具に雨の水を混ぜて描いてみることになったそうです。
 
なるほどなぁ…、と、こんな時にも「探求」して「表現」せずにはいられない子どもたちの存在が発する力、それを一緒に楽しもうとする先生方に、元気をもらった気がします。
 
昨日は、その隣のクラスで、昨日1日鳴り続けた「雷」に年少さんたちが興味津々、話し合いが尽きなかったそうで…
子どもたちが帰った後の部屋で、担任の先生が、「音」と「光」、「物語」で雷を楽しめないか思案していました。さて、この先どうなるかな?
 
それにしても近年「異常気象」が普通になってしまっているようです。これが人類による「地球温暖化」の影響だとすると、今後どんな世界になってしまうのでしょうか。
アメリカでは、一昨日最高気温が55.4℃を記録したとか…
 
七夕のお願いではありませんが、「当たり前の日常」と「平和な世界」が、子どもたちのこの先にいつまでも続くよう、願わずにはいられません。
 
そのために動くは、私たち大人ですね。
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